神環協の活動紹介 平成27年度(2015年)


平成27年度 神環協地曳網大会

2015年10月24日(土)藤沢市の鵠沼海岸(堀川網)にて参加者40名程度で地曳網大会を開催いたしました。
当日は快晴でしたが、台風の影響もあってか午前から午後になるにつれだんだんと風が強くなってきました。
神環協では初めてビーチクリーンとバーベキューをこの地曳網と同時に行いましたので、段取りがあまり良くなかったのですが、皆様のご協力のおかげで何とか盛況に終えることができました。

肝心の取れ高はと言いますと、参加者の方には残念でしたが、ウルメイワシやキス、アジ、サバ等の小ぶりなものがちらほらといったところ。網元も申し訳ないということでお土産を持たせてくれました。

来年は6月に実施できればと思っておりますので、皆様是非お誘いあわせの上ご参加いただけます様よろしくお願いいたします。

2014102402.jpg


第7回分析技術ミーティング

分析技術ミーティングは、会員企業の技術レベルの向上を目的としたイベントで、神環協技術部会の毎年の恒例行事として定着し、平成27年10月16日に第7回目を開催することが出来ました。

第1部の分析技術セミナーとして、(一社)日本環境測定分析協会の菅原様に「環境測定分析の基礎」のテーマでご講演をいただきました。
地球の環境問題から分析者の心得、ガラス器具の取り扱い方法などの基本操作、サンプリングの重要性、技能試験など精度管理の取り組み方などについてお話いただき、初心にかえるきっかけになったと思います。

第2部のテーマ別討論会では、4つのテーマごとにグループに分かれて、日頃参加者が疑問に思っていることなどについて、解決に向けた話し合いを行いました。
引き続き菅原様にもご参加いただき、さらに今回は初めての試みとして分析機器メーカー様にもご参加いただきました。前処理法や機器のメンテナンスなど、より専門的なご意見をいただくことが出来たので、充実した内容の討論会になりました。

 参加者の感想から有意義な一日であったことが伝わると思います。

〈参加者から頂いた感想〉  
・なかなか同業者に相談できる機会が少ないため、とても参考になりました。  
・機器のメンテナンスやカラムの運用方法について、同業者の方に加えて専門メーカーの方からもアドバイスしていただけて、大変参考になりました。  
・自身の経験不足を痛感、社内では解決できなかった問題の解決策をいただき感謝いたします。  
・これから経験を積み、私自身からも何か発信できるようになったときは、また参加させていただきます。

これからも神環協の有意義な活動の一つに出来ればと思いますので、会員企業皆様の積極的な参加をお待ちしております。

2015101602.jpg


平成27年度神環協特別講演会開催

去る10月15日(木)に、かながわ労働プラザにおいて『平成27年度神環協特別講演会』を開催しました。
今回は、日環協の田中会長をお招きして『国内の環境分析市場の動向と今後について(計量証明書を電子発行する場合の留意事項説明を含む)』を講演して頂きました。

 今までの紙による計量証明書の発行から、電子媒体による発行(すでに、ガイドラインを経済産業省計量行政室へ提出済)に関する説明と言う事で、神環協会員及び首都圏環協連会員の他、神奈川県内自治体の環境部署ご担当者様もお招きして、総勢83名の参加となりました。

 わずか一時間余りの講演でありましたが、講演の中では、入札の最低制限価格制度のお話も含まれ、講演終了後の質疑応答では、自治体ご担当者様から活発なご意見やご質問が多く出たため、質疑コーナーにも、どんどんと手が挙がりました。その後の情報交換会では、田中会長に対して更に多くの質問がありました。

 このような自治体参加型の講演会は、初めての試みであり、今後もこのような形で自治体も含めた講演会を開催して行きたいと思います。


平成27年度 相模湾海域水質調査 船上研修会(第15回)

2015年9月11日(金)に江ノ島沖にて神環協船上研修会を開催致しました。参加人数は18名でした。
毎年台風の影響が気になるこの研修会ですが、今回も週の初めは台風の予報が出ていました。
しかし、いざ当日になると目の覚めるような快晴で、風の影響もなく、波もほとんどありませんでした。
さて、研修会の内容ですが、最初に株式会社アクアパルス様の講師2名による採水機材等の説明を受け、その後に早速ヨットに全員で乗り込みました。

ヨットは例年と同じく天皇皇后様も乗船されたことのある“やまゆり”。救命胴衣着用で船長の指示に従い沖へ出ました。
船上では、採水器他3種類の使用方法を参加者全員が体験しました。 午前中の船上研修を終え、研修室に戻ってから講師への質疑応答などを行いました。

2015091102.jpg

昼食を終え、午後はヨットで江の島から西の烏帽子岩を目指しました。 その際に船長のご加護のもとに舵を取らせて頂く船舶の講習も受けられた方もいたようです。
再び研修室に戻り、参加者全員で名刺交換や情報交換をしました。普段、同業他社との交流があまりない部署の方も有意義な時間が過ごせたのではないでしょうか。

今年もたくさんの方にご参加いただき、また株式会社アクアパルス様のご協力もあり、無事に船上研修会を開催することができました。 海でのサンプリングの厳しさや難しさを体験できる良い経験になったのではないでしょうか。 来年もぜひ皆様のご参加ご協力をお願いいたします。


第26回 日環協・関東支部環境セミナー   in YOKOHAMA

7月23,24日の2日間、横浜ホテルニューグランドにて、250名の参加を頂き盛大に開催されました。
今回は、【輝く女性の力】をテーマに、2会場で行った事例発表16題のうち12題を女性技術者に発表して頂きました。

また、実行委員にも多くの女性スタッフを配置して、女性の力を発揮できる環境セミナーが出来たと思います。

式次第

1日目(7月23日)
13:00 開会セレモニー
  来賓挨拶:横浜市副市長
  来賓挨拶:神奈川県産業労働局産業技術センター 所長
  来賓挨拶:神奈川県環境科学センター 所長
  来賓挨拶:一般社団法人 日本環境測定分析協会 会長

13:30 特別講演1
  「かけがえのない環境を未来へ ~横浜市の環境行政と女性の活躍~」
  横浜市環境創造局 政策課 環境プロモーション担当課長  遠藤 寛子氏

14:30 特別講演2

  「海の環境改善・海の恵み ~水族館にできること~」
  株式会社横浜八景島 代表取締役社長 布留川 信行氏

16:00 特別講演3
  「レスポンシブル・カンパニー ~パタゴニアが考える企業の責任とは~」
  パタゴニア日本支社 支社長 辻井 隆行氏

18:00 懇親会
  協賛メーカーによるPR
  中国獅子舞 ~横浜中華学校校友会国術団~
  上田マリノさんのミニステージ

2015072302.jpg

2日目(7月24日)
9:05 事例発表会
  A会場:8題(うち女性技術者4題)
  B会場:8題(すべて女性技術者による)

12:00 ランチョンセミナー
  A会場:日本電子株式会社
  B会場:ビーエルテック株式会社

13:10 閉会式

懇親会では、日環協関東支部 津上支部長の挨拶に始まり、日環協 田中会長の祝辞を頂き、神環協 梶田会長の乾杯で盛大に幕が開かれました。
参加者が200名を超え、ホールに入りきれず、外のロビーで飲食している人も。 宴会半ば、中国獅子舞や、上田マリノさんによるミニステージもあり、会場は大いに盛り上がりました。 中国獅子舞は、頭を噛んでもらうと一生幸せになれると言われており、みなさん恐る恐る、獅子舞に頭を差し出していました。(笑)

最後に次回開催地の茨城県環境分析協議会のスタッフの皆様が、意気込みを話されました。 **************************************************************
今回は、大きなトラブルもなく、天気にも恵まれ「さすが、神奈川」と言われていると思います。
神環協実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした。

 


第40回通常総会

連休明けの5月8日、(一社)神奈川県環境計量協議会 第40回通常総会が、かながわ労働プラザにて開催されました。

今回は、神奈川県環境科学センター環境情報部の池貝課長様、神奈川県産業技術センター計量検定所の今村次長様、同じく宮村主任専門員様、建通新聞社の小原様をお招きして、29事業所52名で行われました。

各議案が可決され、総会後の特別講演会は、計量検定所の宮村様より「計量行政の動向と立入検査結果について」のお話を頂きました。
計量業界のトラブルのお話には、身の引き締まる思いで聞いていました。

総会の最後に、当協議会副会長である大角理事より、7月に行われる「日環協関東支部環境セミナーin YOKOHAMA」についてのお話がありました。

総会・講演会の後は、場所を移して、横浜中華街にて懇親会。
会員同士が、お互いに有意義な情報交換をし、更なる親睦を深める場です。
ここでは、日頃からお世話になっている、賛助会員の紹介を行いました。

昨年度、賛助会員が3社増え9社となり、今後も多くの賛助会員の協賛を得られるよう、会員各位の更なる技術力の研鑽と向上に向けて、活動して行く事を誓い合った場でもありました。

神環協、創設40年。
昨年度、世代交代を終えて若返った事により、まだ発展を期待させる総会となりました。